Daydream Believer

「その時から俺は、片方の目で”過去”を見て、もう一方で”現在”(いま)を見てた。目に見えているものだけが現実じゃない…
そう思ってた。
醒めない夢でも見てるつもりだったんだ…
…いつのまにか醒めちまってた。」
—by Spike Spiegel


「醒めない夢を見続けていたい」そう思ってた。
でも、いつのまにか醒めちまってた事に気付いている俺がいた。気付いてる事を認めない俺がいた。
先週、もう片方の目にも現在(いま)を見せる旅をしてきた。
懐かしくも温かくもある辛い旅。
そう、確かに夢は醒めちまってた。彼女は写真の中だけで優しく微笑んでいた。
i be gonna carry da’t w8.



—–
もう今は 彼女は どこにもいない
朝早く 目覚ましが なっても
そういつも 彼女と くらしてきたよ
ケンカしたり 仲直りしたり

ずっと夢をみて 安心してた
僕は Daydream Believer そんで
彼女はクイーン

でもそれは 遠い 遠い思い出
日がくれて テーブルに すわっても
Ah 今は彼女 写真の中で やさしい目で 僕に微笑む

ずっと夢をみて 幸せだったな
僕は Daydream Believer そんで
彼女はクイーン

ずっと夢をみて 安心してた
僕は Daydream Believer そんで
彼女はクイーン

Ah Ah Ah Ah
Ah Ah Ah Ah
ずっと夢をみて いまもみてる
僕は Daydream Believer そんで
彼女はクイーン

ずっと夢をみて 安心してた
僕は Daydream Believer そんで
彼女はクイーン

ずっと夢みさせて くれて ありがとう
僕は Daydream Believer そんで
彼女がクイーン
—–

去年の8月3日。その時点で俺は時を止めた。
今年一年、”いないこと”を実感するために、時を止めた。
“いるとき”と同じ場所で”いるとき”のように同じ事をし続けた。
でも、事実として時は流れ続けている。
いつもいた場所、そこを見る度に”いないこと”を実感して受け止めていた。

もうそろそろ動きださなくてはいけないのだろうか。時を動かさなければならないのだろうか。時をつかさどる神、アイオーンはどう答えるのだろうか?

“ずっと夢をみて いまもみてる”

醒めちまっている現実を受け入れる”時”はもうそこまできている。
いつまでも”Daydream Believer”ではいられないのも現実。

“ずっと夢みさせてくれてありがとう”