正月恒例となりつつある元旦宗谷。
まず、もう船飽きました。20時間は辛いっす。せめて12時間位で行ってくれれば。
一人で一部屋占拠です。
船の売店では、北海道が生み出した大スターの広告があったのでパシャリ。水曜どうでしょうのミスターこと鈴井貴之さんです。
思わずお土産に買ってしまいましたが、よく考えると別に缶にミスターの写真があるわけでもなく。
苫小牧に到着した後、深川留萌道路を遠って留萌に出ようとしましたが、夜間だったので除雪していなく、そのままの車高で出かけた北国をナメている俺は、車の底を雪がすりまくってるイヤな音を聞きつつ、タイヤも空回りしつつ。イヤだなぁと思っていたら、途中で反対車線の除雪車を見つけ、このバイパス途中までだから、夜間はその先の国道の状況もわかんないので、即効引き返す。
俺は吹雪の視界不良よりも何よりも、吹き溜まりとか未除雪での亀の子が怖いよ。
吹雪なんてゆっくり走ればいいし、風も雪もなんとでもなるけど、亀の子はそこから動けないからねぇ。
引き返す間に珍しい光景を見た。バイパスの横に留萌本線があるんだけど、夜中なのに踏み切りがカンカンカンと降りていく。なんだろ?と思ってみていたら、ハイモ!
↑こんなヤツ。((Wikimediaより引用))
とっさの事だったので写真は撮れなかったけど、博物館とかじゃなく実際運用しているのははじめて見た。
深川に戻って一泊。
一人でツインw
翌日深川のオートワールドで「車高短いるやん」と撮影。
まぁ、”酷い日は運転しない”んだろうな。
で、北海道にはこれ以外のコンビニは全く見かけないし、北海道以外ではほとんど見かけない”セイコーマート”で。
このクソ寒いのに、なんでこんなにアイス売ってるの?◯カなの?
あと、iDとかedyとか使えるようにしてください。
でも、要所要所にセイコーマートがあるお陰で、水も凍ってない水飲めるし、食料もすぐ確保できるし。先人のブログとか見てると、コンビニできる前は、水飲むのも凍って一苦労だったらしいです。
別のセブンイレブンで。この時給じゃ大阪では人は集まりません。しかも昼も夜もおんなじ時給じゃん。
一度目は夜、二度目は猛吹雪でそんな暇なかった風車群も撮影し
そうして無事宗谷着。
最北端のGSにて給油も済ます。ここはこんなのくれる。
あと数時間なんだから、2010年のおまもり頂戴よぉ。
でも、本当の日本の現在の実行支配最北端は
向こうに見える島(弁天島)なんだけど、今度はあそこでテント?
31日は稚内北防波堤ドーム内で車中泊しようとした。2月はここで車中泊したんだけど。
またまた一人ツインw
このホテルで、北海道限定発売で、去年はぜんぜんどこでも買えなかった「じゃがポックル」が大量に売っているのを発見。いや、もうホント大量。ダンボール10ケースはあった。
千歳空港とかでももう普通に買えるのかな?
宗谷岬ではバイカーがテントはってたけど、大丈夫か?
まぁ、夜中はバス停で酒飲んで宴会するらしいけどさ。
年越し蕎麦あったんだけど、レストランで一人で喰う勇気ないので通常メニューのルームサービスの蕎麦を食す。
でも、外風もないし雪も降ってない。
しかも、朝になっても風も雪もないどころか快晴。
これだったら、ドームか岬で車中泊できたな。岬だったらてっぺんイベントにも出れたな。ちょっと残念。
宗谷岬までの走行データ。
1日、最北端のマクドに行く。
フィレオホッケとかあって欲しかったけど、普通のメニュー。
あとせっかくの最北端なんだからレシートに「最北端マクドナルド」とかなんか書いてりゃいいのに。
ちなみに、ロッテリア、ミスドの方が3秒程北にありますw。
途中で若干鉄ちゃんで廃線・廃墟マニアの俺は留萌から幌延を経て稚内に通じていた羽幌線の廃線跡を撮影。この廃止線は路盤も残ってたりトンネルも鉄橋も残ってたりで本当はゆっくり見ていたい。
でも、暴風雪警報でているので、晴れてる間に距離を稼ぐ。
海は大荒れ。波かぶったり、波の花飛んできたり。進行方向の雲は真っ黒。
羽幌辺りから吹雪いてきて、小平あたりは暴風で車流れる程。
深川留萌道路が、深川西JCTから秩父別まで吹雪通行止だったっんで留萌で一泊しようとしたけど、警察で情報聞いたら国道でも除雪きっちり入ってるし通行量多いので走ることに決定。
道央道も旭川<>深川西JCT<>美唄まで吹雪通行止。
R12を美唄まで走って、吹雪と迂回で混むのもあって美唄についた頃には
通行止が奈井江砂川までになってるやん。もう少しまてば良かった。
レンズ通すより目で見るほうが酷くて走りにくいよ。
高速に乗っても吹雪は変わるはずもなく、途中からは除雪車連合に道を阻まれペースも落ちる。でも、その方が気を使わなくていいや。
今年は0度とか低くても-3度とかなので、雪がベタベタ。どんどんフロントガラスに着雪する。それを落とうと岩見沢SAに入ると、除雪車も入っていく。えー、その先除雪どうなってるのさ?
SAの出口で底スリながら、掻きまくってスタックしかけながらなんとか本線へ。
本線も江別東IC位まではふわ雪でヤな感じだったけど、そこから先は圧雪アイスバーン。走りやすい。無事札幌着。
で、札幌でも天気崩れて明日まで30センチオーバーの積雪予報なんでつかれたのもあってホテル。
またお一人様なのにダブル。しかもマットはテンピュール。
翌朝からは、することも無く、とりあえず「水曜どうでしょう」グッズを買いに北海道テレビ放送へ。でも、お休み。
しかたがないので聖地となる平岸高台公園を撮影。
小樽に向かうも、札樽道も吹雪で通行止。
5号線で小樽に向かって、ショッピングモールで時間潰してました。
そうそう、もし小樽に行く人は、モールの中の”くりやまラーメン龍覚”はやめといた方がいいです。ラーメン食うのに15分位待たされます。しかも味は待つほどの味ではないです。
船の中のご飯、高くて美味しくないので食糧を調達するために、モールのなかのイオン系スーパー、ポスフールに。
ここで発見。
北海道の赤飯は、ささげや小豆を水にふやかして色を出して米から炊くのではなく、食紅で色をつけてご飯を炊いて、甘納豆(金時豆)を混ぜます。
で、このでかい豆の赤飯の横に、小豆の甘納豆を使った「赤飯 小豆」ってのも並んでます。
なんかそのときはなんとも思わなかったんだけど、買えばよかった。
船が荒れて風呂も閉鎖されるだろうとの事だったので、小樽フェリーターミナル近くの温泉につかって23時過ぎの出航を待ち、出航次第即寝。
またまた一人でツインですw
船での食事は、小樽のイオン系ポスフールで買っていた、十勝トントロ丼なるもの。
船のレストランは高くてまずいので、コンビニで食料買いだめてから船に乗る。
なんだか唯一の北海道っぽい食事だ。
多分一番揺れていたであろう時間を寝てやり過ごした朝の波は
な感じ。一応カメラ固定で水平線の上下が船の揺れ。で、定刻より1時間半ほど遅れて到着。
後は舞鶴道>中国道で順調に帰ろうと思ってたら、途中で「宝塚トンネル渋滞8km」も表示。
電話で確認したらその先も吹田まで混んでいるとの情報だったので、西宮北で降りてR176から阪神高速で家にたどり着きました。
宗谷から大阪までのログ
全ログ
livecam集
ある意味、行きから帰りまでずっと一人だったのは今回が初めてです。
心臓が馬鹿なんで、一人で旅行なんて行かないほうがいいんですが、やっぱり一人で行く目的を達成したかった。でも、ソフバン家族割持ちの彼女と圏外以外はずっと電話繋がってたので、厳密に一人と言えば???となってしまいます。
深夜、留萌道未除雪で深川に引き返す決断した後も、すぐ深川のホテル手配していたり、宗谷着後も、天候悪化の可能性伝えると、定宿となりつつあるANA稚内手配していたり、札幌付く頃後楽園ホテル手配してたり、中国道渋滞の時、GoogleMapから抜け道見つけ出したりと。君はエージェントかw
とりあえず、3回目の最北端ですが、わかった事はやはり「車高」。
どんないいタイヤでも、四駆だったとしても、亀の子になれば同じです。
ローダウンしたままで行っていたので、常に「亀」の不安は付きまとってました。
特に、スタッドレスは走破性悪い!昔のブロック+スパイク+チェーンの方がどんどん雪掻いて進んで行ったよ。
まぁ、「上げても数センチだから埋まるときは埋まるか」と思ってそのままで行きましたが、その数センチが左右したのかもしれません。
逆に、その不安があるお陰で初日の夜、留萌抜けて苫前辺りまで行く予定だったのを引き換えして深川で宿を取るなどの無理をしなかったともいえます。
1/6もニュースで60台ほどの車が7時間程度身動きが取れなくなったと報道されていました。08年の2月には100台程が立ち往生し、一人死亡しています。そんな状況だと少々車高上げようが、四駆だろうが埋もります。
冬に北海道を移動する時は、車内で助けが来るまで過ごせる用意、(食料、防寒)が必要です。道民の皆さんに聞いたときも、少し長距離を移動するときは食料と毛布とかを絶対用意しておくと仰ってました。吹きだまると身動き取れなくなって、んで、身動き取れなくなった車は吹き溜まりの原因になってこんもりと埋まるらしいです。
稚内のホテルのコンシェルジュに、その日の天候で小樽まで行きたいんだけど、どの道が確実?と聞いたら、「うーん、こっちを通る方が良いけど…私だったら、今日の予報だと…2度ほど死にかけたので行きません。」と言ってました。
エンジンは、マフラーが埋まるまでは掛けられますが、マフラー埋まると一酸化炭素中毒になって死にます。08年の死者もそういう死因だったらしいです。
毎年それで何人か亡くなっていらしているようです。
窓まで埋まると出れません。窓を開けたり、割ったりして無理に出ようとすると、結局凍死するらしいです。
でも、全部埋まると結構暖かいらしい。けど、空気が無くなるらしいです(笑
助けもすぐ来ません。助けが必要な状況では、自分のほかにも埋もれた人もいるという様な天候なはずですから、順番となるでしょう。
はっきり言って道民にとっては迷惑な旅行者かもしれません。特に、テント張ってるバイカーなんかの話を地元の人に聞くと、みんな「死ぬよ!」と否定的です。
なるべく迷惑をかけないように、シャベル、脱出用の板、ガソリン携行缶、一応酸素の缶などを用意をしていきましたが、「無理をしない」と言うのが一番でしょう。夜間早朝は除雪が追いつかないので走らない。昼でもちょっとでも酷くなると公共の機関、警察やら消防やら役所の近くに避難して情報を得るなど…
でも、そんなに怖いのに、冬の北海道は魅力的なんだよなぁ。特に宗谷岬。
なんだろ、「憑かれた」様な感じです。
今年末はどうするんだろうか?「もう、自分の車ではいいや。飛行機で稚内まで行って後はレンタカー」とか言ってますが、どうせ11月頃になればそわそわするんだろうなぁ。
中古のジムニーでも買おうかな。最強四駆。でも寝れないな。
これからはこっちに
ちょくちょくおじゃまします